ECサイトの新たな4つの戦略をご紹介

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皆様が運営しているECサイトはどのような戦略で運営をしていますか?
当然自社の売上チャネルの1つということでECサイトを運営している事業者様が多いと思います。となると当然売上を少しでも上げていきたいとうことになると思いますが、「集客数」を増やしたり、「購入率」を上げたり、「客単価」を増やしていくような施策だけでは、中々現状を打破していくことは難しいのではないでしょうか。今回ECサイトの新たな戦略として、次フェーズに検討したい4つの新たなEC戦略をご紹介します。

@オムニチャネル展開

近年のマーケティング・販売・EC戦略において注目度の高い施策のひとつが「オムニチャネル」です。マーケティングの本場であるアメリカにおいて確立され、最近では国内のEC事業者はオムニチャネル化を推進している企業が増えています。しかし「オムニチャネル」という用語のみが先行し、思ったような効果を上げられていないケースが見受けられます。そもそもオムニチャネルとはどんなことなのでしょうか。

「オムニチャネル」は直訳すると「全販路小売り」の意味です。ありとあらゆるチャネル(販売経路)を統合し活用する試みということです。


ユーザーとの接点となるチャネルには、実店舗やECサイト、スマートフォン・タブレットのアプリなどがあります。ユーザーの要望に沿って複数のチャネルを用意するマルチチャネルとは違い、オムニチャネルは複数のチャネルに加えて在庫管理やユーザー管理などを統合し、ユーザーにシームレスな購買体験をもたらします。言い換えると、ユーザーが「いつでも」「どのチャネルでも」一貫して商品情報や実店舗の情報、商品を購買できる状況をつくりだすということです。まず最初のオムニチャネル施策としては実店舗とECサイトの会員の連携(一元化)ということがポイントとなってきます。その後は在庫連携を行なったり、他のチャネルと連携し、すべてのお客様の接点において購買ができるポイントをつくっていくことです。


【ecbeingのオムニチャネル事例はこちら】

https://www.ecbeing.net/contents/headline/HEADLINE8

AECサイト+アプリ展開

ECサイトの新たな戦略において注目されているものの一つが、『ECサイトとは別にアプリ展開をすること』です。ユーザーはECでお買い物をする際にWebとアプリのどちらを利用するのか?という調査では、43.1%の人が「アプリの方が多い」と回答し、32.5%の人が「Webの方が多い」と答えたようです。Webよりもアプリでのネットショッピングが多いということですね。

ではECサイトもアプリ展開をすれば良いと思われがちですが、ただ単にECをアプリ化すれば良いというものではありません。アプリ展開をするまえに、アプリにすることによってECサイトでの買い物だけでなく、お客様にどのように便利に使っていただけるようになるのか。そのメリットを提供できる情報やサービスを展開することが必須となります。


【ECサイト×アプリの活用事例こちら】

https://www.ecbeing.net/contents/detail/37

B越境EC

越境ECサイトとは国境を越えた電子商取引のことを指し、新しい市場拡大の可能性を持つECサイトの姿です。日本のECサイトにも海外から多数の顧客が訪問し消費を激増させていますが、世界的にも越境ECによる市場規模の拡大をしており、特に日本では中国やアメリカからのユーザーによる越境ECが増えています。

オリジナルな商品やサービスは日本国内だけではなく海外の市場でも存在感をアピールすることができますが、現在越境ECサイトで成功している商品やサービスにはいくつか特徴があります。まずは成功している商品ジャンルを見ていくとともに、越境ECビジネスを形にする4つのポイントをご紹介します。


自社ドメインで越境ECを成功させる4つのポイント

@越境ECで使用するプラットフォームを検討

A為替・決済方法

B配送方法

Cスタッフ体制(言語翻訳)


【過去記事:越境ECを成功させよう】

https://www.ecbeing.net/contents/detail/21


【過去記事:越境EC市場と決済サービスまとめ(中国本土編)】

https://www.ecbeing.net/contents/detail/62

CSNSの活用・連携

ECサイトのマーケティング/EC戦略において注目されているものの一つが、「SNSの活用」です。FacebookやtwitterなどECサイトに集客をするということに関しては優秀ですが、使い方によっては中々購入につながらないという声もございます。ユーザーは購買を決定するときに、クチコミや商品レビューといった、他の一般ユーザーの声を重要視する傾向があるため、ユーザーがSNSに投稿した商品情報を「いかに自社ECサイトに活用するか?」という方法論が求められています。特にECサイトと親和性が高いのは、写真を活用する『Instagram』なのではないでしょうか。

『Instagram』に投稿されている写真を活用して購買意欲を促す、『vismo』というサービスがあります。『vismo』は、Instagramに投稿された写真をコンテンツとして活用し、サイトのコンバージョンアップにつなげるツールです。「vismo」の管理画面からInstagramユーザーによって投稿された写真を簡単に検索し、ピックアップしたユーザーに対して掲載オファーを行うことができ、その後ユーザーの写真と商品を紐付けてECサイトに掲載をすることができるようになります。

自社で撮影した商品の写真だけでなくユーザーの投稿写真を掲載することによって、よりリアルでリッチに商品を見せることができます。


【visumoの詳細はこちら】

https://www.ecbeing.net/contents/detail/35

新たな4つの戦略まとめ

自社ECサイトの次フェーズ戦略として、次フェーズで実施できそうなことはございましたか?紹介した事例は近年よく聞く言葉にはなりましたが、意外と行えていないEC事業者様は多く見られます。今では簡単にECサイトが構築できる時代になってきたため、毎日新しいECサイトやサービスがつくられています。絶対的な商品力がない限りは売上減少していくばかりです。新たな戦略を実行していくことが、更なる売上拡大につながります。


ecbeingの導入事例はこちらでご紹介しております!

【参考】ecbeingパッケージのECサイト構築事例


弊社はパッケージにおいて、1100超のサイト運営・構築実績があります。
ご検討されている方には特にどのようなサイトを作りたいというイメージを持っていただくことが重要になりますので、弊社の事例を参考にご覧ください。




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