実店舗と同等なサービスを提供!「4℃ BRIDAL」
人生において特別な意味を持つブライダルリング。とても大切なものだからこそ、ECサイトでのユーザーの購買意欲を上げるためには、実店舗さながらのサービスを提供する必要があります。
ジュエリーブランド「4℃」を展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツは、ECサイトを活用することで実績を伸ばしています。今回は、「4℃ BRIDAL」のECサイトでのサービス提供についてご紹介します。
4℃ BRIDALの概要
株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツ F.D.C. PRODUCTS INC.は、1972年にジュエリーと服飾雑貨等の企画・製造販売会社として創業しました。メインとなるジュエリービジネスは、ブライダルリング専門店の「4℃ BRIDAL」やクラシカルテイストの「EAU DOUCE 4℃」、カジュアルテイストの「canal4℃」など幅広いカテゴリーで展開しています。
また、「オンリーワンブランド創造企業」として国内シェアNo.1を目指すべく、海外展開やECサイトを活用した販売経路の拡大を行っています。
優れたサイトデザインと商品情報
エンゲージリングは、結婚を決意した証として女性に贈るリングで、マリッジリングは約束の証です。このように特別な想いがこもる商品は、簡単に購入を決断できません。
ECサイトで購入してもらうには、豊富な商品情報はもちろん、購買意欲を起こさせるようなサイトデザインにする必要があります。
簡潔で見やすいサイトデザイン
「4℃ BRIDAL」のECサイトは導線がスムーズで、買い物しやすいデザインが特徴です。大まかなくくりとして、おすすめ商品から選びたいのか、デザインから選びたいのかなどの選択肢があるため、目的が漠然としているユーザーでも絞り込めます。
デザインから選びたい場合は、さらに「ストレートライン」や「Vライン」などの形状カテゴリーに分かれるため、好みの商品に近づくことが可能です。
商品画像は大きくて見やすく、商品紹介文も簡潔にまとまっているため、一目で認識することができ、スムーズに購入することができます。
「人気ランキング」や「購入後のアフターサポート」、「ブライダルアイテムの紹介」など、提供できるサービスを1画面で訴求しているため、ページ移動の手間もかかりません。買い物プロセスの煩わしい部分を省き、オンラインショッピングの楽しさを最大限に引き出しています。
ECサイトと実店舗の連携
最近は、ECサイトで商品を確認後、実店舗で購入する「ウェブルーミング」が多くなっています。特にブライダルリングのような一生に一度の贈り物は、ECサイトでの購入が慎重になるため、実店舗での販売と切り離して考えず、両者にアプローチできる仕組みの構築も必要です。
「4℃ BRIDAL」は、ECサイトと実店舗、どちらを訪れたユーザーにも多くの情報を与え、購買意欲を向上させる取り組みを行っています。
サービス内容の充実度
ブライダルリングの購入は日常使いのアクセサリーよりも、高い品質が求められます。ECサイトでは実物の確認ができないため、店舗へ足を運べないユーザーにとってはハードルの高い買い物です。
「4℃ BRIDAL」は、サンプリングサービスにより、ECサイトでも購入しやすい環境を整えています。このサービスは、指定した指輪を1週間借りることができるものです。エンゲージリングは3本、マリッジリングは6本まで借りられるうえ、無料で利用できるため自宅に居ながらブライダルリングを試着できます。
これにより、デザインや質感、フィット感などまで確認でき、実店舗での買い物と同じ感覚で商品を購入することが可能となるのです。
実店舗へ呼び込む来店予約
ECサイト「4℃ BRIDAL」では、来店予約ができるため、好きな時間に実店舗へ行けます。ユーザーが実店舗で見たい商品を選択できるため、来店時の接客もスムーズです。
この機能によって、今まで実店舗への来店を敬遠していたユーザーでも、ECサイトで事前に情報を集めることができるため気軽に来店できるようになりました。情報収集したうえで予約できるため店舗滞在時間の減少にもつながり、忙しく来店時間を作れなかったユーザーにもメリットがあるシステムです。
また、ユーザーが来店予約をすると特典がついてきます。特典サービスがあることで「実店舗に行って実物を確認したい」というユーザーの気持ちを刺激し、実店舗への誘導が可能となります。ECサイトと実店舗を連携させたサービスを提供することは、サイトの離脱率を減少させることにもつながるのです。
購買意欲を高めるためのECサイトへ
ブライダルリングのように特別な意味を持つ商品は、ECサイトからユーザーへ情報配信するだけではなかなか購入につながらないため、対策が必要です。
今回ご紹介した「4℃ BRIDAL」のように、無料で試着できる「サンプリングサービス」を提供したり、実店舗への予約システムを導入したりするなど、ユーザーとコミュニケーションをとることが重要です。
販売チャネルの拡大だけではなく、実店舗に負けない豊富なサービスを提供し、ユーザーの購買意欲を高めていきましょう。