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ブランドイメージ向上で売上アップ!井村屋の多角的なメディア戦略とは?

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公開日:

ECサイトは売上だけではなく、“企業や商品のブランディング”という役割も担っています。しかし、ECサイトだけではユーザーとのコミュニケーションがとりづらく、ブランドイメージのアピールに限界があります。またメーカーECサイトの場合、値下げができないため売上アップを図るのも簡単ではありません。

今回は、これらの問題を自社のECサイトとSNSを有効活用することで解決した『井村屋ウェブショップ』の事例をご紹介します。

井村屋株式会社の概要

井村屋は三重県津市に本社を構える1896年創業の食品メーカーで、2017年に創業120周年を迎えました。「あずきバー」が有名ですが、菓子、食品、デイリーチルド、加温、冷菓、 冷凍菓子、冷凍食品の7つの流通事業とフードサービス事業を行っています。「おいしい!の笑顔をつくる」を経営理念としており、さまざまな流通形態に対応可能な販売網や開発技術の強みを活かした商品展開が魅力です。

SNSを利用した情報発信

井村屋様は、より多くの人に自社認知してもらい商品購入につなげるため、ECサイトとSNSを連携させることに注力しました。スマホ普及当初はメディアとの関わり方に頭を悩ませていましたが、今ではユーザーとの多角的なコミュニケーションを実現し、売り上げ拡大と自社ブランドイメージの拡散を図っています。

広告と同等の役割を果たすSNSの活用

広告と同等の役割を果たすSNSの活用


SNSは今や、広告と同じ働きをするものとなっています。
従来の商品PRは、外部媒体などの広告出稿が主流でしたが、現在はECサイトへの集客を促すためにSNSを利用する企業が多くなってきております。伝えたい情報を一方的に発信し、効果測定があいまいだったマス広告(TV、新聞、雑誌)に比べ、SNSは自社で自由に商品情報を発信することができ、ユーザーともダイレクトにコミュニケーションをとれるため、企業のブランド戦略には有効なツールといえます。

SNSを活用し自社の弱みをカバー

メーカーのECサイトは、その他小売店との関係性があるため価格競争ができません。
また、いくら売れ筋の商品であっても、全ての小売店で扱ってもらうことは不可能であるため商品情報が行き渡りません。これらの弱みをカバーするために、井村屋はECサイトをオウンドメディアのひとつとして利用しました。SNSで情報を発信し拡散することで商品や自社の認知度を上げ、ブランドイメージをアップさせています。

ユーモアある投稿でユーザーを魅了

井村屋はさまざまなSNSで商品アピールを行っています。それぞれの特徴を活かした投稿は話題となり、多くのファンを獲得しています。

Facebook

Facebook

Facebookでは写真の他に、動画の投稿も多く行われています。
動画はユーザーの目を引きやすく目立つため、商品アピールには効果的です。特に飲食物に関しては、シズル感を表現できるなど、文字や画像では伝えられない商品の良さを伝えることができます。

Twitter

井村屋のSNS投稿は単調な商品紹介ではなく、興味をひく文章や画像を盛り込みユーモアを交えているのが特徴です。特にTwitterでは、リツイート数やお気に入りの数が多いほど商品の拡散に繋がるため、いかに魅力ある投稿ができるかが重要となります。多くのフォロワーを抱えるユーザーにリツイートされれば、フォロワーの数だけ目に入ることになるので、一気に拡散できます。

井村屋社員が発信している投稿は、リツイートしやすい要素を盛り込んであり、多くのユーザーから支持されています。


Twitter

一般ユーザーがツイートした投稿を、井村屋が情報漏えいしたかのようなリツイートを行ったことで話題となりました。大手企業とは思えないような言葉選びとセンスに多くのユーザーが注目し、大変多くのユーザーに拡散しました。



Twitter

注目されにくい商品紹介の投稿も、流行りのネタを交えることで、ユーザーの目に止まりやすくなりますよね!


Twitter


新商品は商品発売日に合わせて発信しており、さらに顔文字を使ったりと親しみやすい表現をしていて素敵ですよね。筆者の私も投稿を楽しみにしています!

You Tube

You Tube



動画投稿サイトでは、自社商品を使ったレシピやCMなどを投稿しています。ただ商品をアピールするだけでなく、自社の商品のアレンジ方法だったりと、一風変わったアレンジレシピを紹介することでユーザーを飽きさせない工夫も行っています。

Instagram

Instagram


Instagramには色鮮やかで目を引く写真があがっています。またイベントに絡めた投稿ではハッシュタグを使い、イベントに絡めた投稿をしています。こちらのコメントにもあるように、Twitterの井村屋さんは誰か気になっているようですね!

ECサイト×SNSで自社の魅力を拡散しよう

メーカーのECサイトはユーザーとの接点の場になりますが、商品を売ることだけが目的ではありません。今回ご紹介した『井村屋ウェブショップ』のように、SNSでユーザーとコミュニケーションをとりながら商品や自社の魅力をアピールすることは、会社の認知度が上がりブラインドイメージ向上に役立ちます。これにより小売店や自社ECサイトの売上アップに繋がるため、会社全体の売上が拡大します。

今や情報を受けとったユーザーが自由に解釈し、拡散してくれる時代です。ECサイトを自社のオウンドメディアとして位置づけるだけでなく、SNSと組み合わせることでユーザーとの距離を縮めながらブランドイメージ向上を図りましょう。


ecbeingの導入事例はこちらでご紹介しております!




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