ECサイトのファンを増やすコンテンツマーケティング(フォーラムレポート)
2017年の11月に行なわれました、株式会社インプレス主催の「ネットショップ担当者フォーラム秋2017」に参加し、当社ecbeingの企画制作本部 部長の森が登壇いたしました。
当社ecbeingでもECサイトにおけるコンテンツマーケティング推進を行なっており、売上アップの支援を行っている企業様の成功事例やユーザーから好まれるECサイトの構築方法について講演をいたしました。
ECサイトのコンテンツマーケティングにおける大事な2つの要素
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サイトのメディア化&SEOの最適化
が挙げられます。
自社メディアやECサイトに訪問数を増やしたいという時に、上記の2つの点を意識する必要があります。特に近年はECサイトにおいて商品を並べて販売しているだけでは売れない時代になりました。これからはECサイトをメディアとして運営し、ファンを増やしていく取組が必要になってきます。
さらにコンテンツマーケティングを推進することにおいて、以下のようなポイントに注意をおいていく必要がございます。
コンテンツマーケティングの4つのポイント
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@思いつきでコンテンツを制作しない
まずコンテンツ(記事など)をつくっていくことでなく、コンバージョンの高いキーワードに対して、検索ボリュームを調査し、優先順位を付けてECサイトのコンテンツ制作に取り組む。
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AKPIの根拠を明確にする
検索ボリュームに対し、コンテンツへの流入を意識したトラフィックシミュレーションを作成、費用と費用対効果を精査して、KPIの根拠を明確にすることが重要です。
KPIを定めずにコンテンツを制作していると継続が難しくなるので、KPIを決め進捗を社内で共有していくことが重要。
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Bコンテンツの独自性を意識する
SEOを意識したキーワード選定だけではなく、ユーザーに有益な情報を発信したい!という観点でコンテンツを制作することが重要。ユーザーに気づきを与えたり、生活に役立つ情報提供を意識します。
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C低コスト(費用&人員リソース)で継続的に作成
1つのコンテンツに費用や工数を掛け過ぎず、継続的に多くのコンテンツを作成することが大切です。ある程度のコンテンツ数がないと検索順位の上位表示にも影響があるため、社内の知見などを生かし、できるだけ費用をかけずにコンテンツを作れるような情報収集が必要です。
競合よりも早く取り組む
そしてコンテンツマーケティングを行う際には、競合よりも早く始めることが重要です。今競合他社が行なってるWEBサイトやECサイトを見てみましょう。コンテンツマーケティングの効果が出てくるのが約半年ほどかかります。始めるのが早ければ速いほどGoogleに認識され閲覧ユーザーが増え、まっとうなコンテンツなのか、低品質なコンテンツなのかが早く判断されます。良いコンテンツに関しては情報を追加しさらに質を高め、訪問が少ないコンテンツなどは文字量を増やしたり、コンテンツをリッチに見せることで滞在時間を増やし、ユーザーの満足度を高めるための修正、すなわちPDCAを回すことが出来ます。
ecbeingの経験からすると、他社に取られてしまったビッグキーワードのコンテンツを逆転するのは、長い時間と労力が必要となります。コンテンツマーケティングは1日でも早く始め、継続的に有益なコンテンツを発信していくことが重要です。コンテンツマーケティングを実施したいというEC事業者様はぜひお声がけください。
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