Amazonの専属案内人Rufus
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Amazonの専属案内人Rufus(タイトル)
スマートフォン向け『Amazonショッピングアプリ』にて、昨年11月にβ版が配信されたショッピングアシスタント『Rufus(ルーファス)』。配信から年を跨ぎユーザーが使い慣れてきた今こそ、本機能の他にはない長所を掘り下げていきます。
Rufusとは?
Rufusとは『Amazonショッピングアプリ』に搭載される生成AIを活用したチャットボット機能のことです。ショッピングアシスタントの名の通り、Amazonの商品を物色するユーザーに付き添い、様々な疑問に答えてくれます。
現在はまだβ版として配信されていますが既に機能としては十二分に揃っており、筆者も”彼”と相談しながら買い物を楽しんでいます。
もしもお手元のアプリで本機能が使えない場合は各アプリストアで最新バージョンへとアップデートしてみましょう。
特徴
質問を選択肢で提示
これは多くのチャットボットにも見られる機能ですが、質問文を入力せずとも選択肢として候補を提示してくれます。これによりユーザーは文章を考えることなく、タップだけでAIとやり取りすることが可能となります。
商品の提示
Rufusはユーザーの質問や依頼を読み込み、適切な商品を提示します。この情報をタップすることでRufusが用意したキーワードでの検索結果へと遷移し、ユーザーは最適な商品をそこから確認することが可能です。
質問の先回り
これは1つ目の質問を提示する、の一部ではありますが、Rufusは閲覧中のページ情報を読み取り、更に最適化された選択肢を提示してくれます。
例えば新しいソファを探しているとしましょう。ユーザーは商品を検索し――或いはこの時点でRufusのアドバイスを貰いつつ――目的に合いそうな商品の詳細画面を開きます。その状態でRufusを呼んでみるとなんと、商品情報を読み込み想定される質問の候補を提示してくれるのです。
この機能によってユーザーの能動的な思考は大幅に削減され、Rufusに導かれるままに目的の商品へとたどり着くことができます。
便利な使い方
より特化した商品を教えてもらう
例えばワイヤレス充電パットを探しているとします。でも目の前の商品が目的に沿ったものかわからない……そんな時はRufusの出番です。
筆者が充電パットに求めるのはズバリ充電の速度です。そういった旨の質問を投げてみました。
すると見ての通りより高速は充電パットを提示してくれます。わざわざ商品の仕様を確認し、それが意味すること調べ……なんて手間のかかることをしなくて済みます。
その場で意味を調べる
商品の仕様を確認している時、意味のわからない項目を発見することはありませんか?特に大きな買い物であれば詳細をしっかりと把握しておきたいです。そんな時にわざわざブラウザを開いて検索、などとしなくともRufusに聞いてしまえば解決です。
まとめ
生成AIを活用したチャットボットは至る所で研究が進められ、特に相性の良いショッピングアプリには次々と搭載されています。未だβ版でありながらも既に便利な機能を多く持つRufusの動向にも注目していきたいです。