生成AIを『特別』から『日常』へ変えたecbeingの戦略

皆さんはAIと聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか? 「最新のテクノロジーで、なんだかハードルが高そう…」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は当社では、社員全体がAIをより身近に感じられるよう、さまざまな活動を行っています。
本記事では、当社ecbeingにおけるAI関連の取り組みについてご紹介します。
社内AIコミュニティで常に情報をキャッチアップ
まずご紹介したいのが、社内AIコミュニティの存在です。 AIに興味をもつメンバーが中心となってコミュニティを形成し、新しい情報のシェアやディスカッションを行っています。職種や役職の垣根を超えて幅広いメンバーが集まり、最新のAI動向をキャッチアップしています。
- 定期的に集まり、最新の話題を共有 、実際に手を動かして実験・検証を行う
- 当社だけでなくグループ会社のメンバーも、役員レベルから新人まで、エンジニアや営業、といった幅広い人が参加
このようなコミュニティ活動によって、「AIが当たり前」 という雰囲気が徐々に根付いてきました。
社内情報発信:毎日AIニュース配信中
コミュニティ活動だけでなく、社内向けの情報発信も活発に行っています。 具体的には、グループ会社全体へ向けた 「毎日」 のAI関連情報の共有です。なんと、この取り組みは 約2年間 も継続中。
- 最新のAIに関する記事やニュースをピックアップ
- 毎日の発信によって、「AI=常に身近な存在」という認識を広める
社員一人ひとりが常に最新の情報に触れられるよう、コミュニティメンバー全員が協力して投稿を続けています。もちろん、生成AIを活用して。
社内AI勉強会
AIに興味はあるけれど、何から始めたらいいかわからない…という声に応えるべく、社内勉強会も定期的に開催しています。
- 会社特有の事情や事例に合わせた内容
- 初心者でも参加しやすい、キャッチーな切り口での解説
- 勉強会後のアンケートによるフォローや、常設のAI専用質問箱を通じて、AIに関する悩み・相談を吸い上げる
この勉強会によって、「自分たちの業務にどうAIを活かせるのか?」 という疑問に対して、より具体的なヒントを得る場を提供しています。
AIイベントへの積極的な参加
社内活動だけでなく、社外イベントへの参加も重要視しています。 特にMicrosoft社が主催するイベントや、その他の生成AI関連のセミナーなど、外部の専門家と情報を交換することで、知見をさらに広げています。
積極的な参加によって、常に最新トレンドを把握し、社内に参加レポートを共有することで全体の知識底上げを図っています。
GitHub Copilot導入で開発生産性を向上
当社では、GitHub Copilotの企業向けライセンスを取得し、すでに社内開発で活用中です。 エンジニアがコードを書く際、Copilotが即座にサジェストを提示してくれるため、開発の効率化に大きく寄与しています。
詳細はこちらのブログ記事でご紹介しています。
ハッカソンへの挑戦
社外で開催される生成AIがテーマのハッカソンにも積極的に参加しています。
- ASCII社×Microsoft社主催 AI Challenge Day 参加レポート
- 過去には「GPTsハッカソン@GMO Yours」において、当社社員が2位を獲得
このように、実践的な場で学んだり競い合ったりすることで、AIスキルの向上とネットワーク拡大を目指しています。
AIを活用した内製システムの開発
当社では、AIを活用した 内製システム の開発も積極的に行っています。 とくに、会社の質問チャンネルに導入した AI回答 は、ほとんどの人が忘れているような過去の情報まで踏まえたうえで回答してくれることもあり、社内で大きな反響を呼んでいます。
詳細はこちらのブログ記事で紹介しています。
まとめ
ご紹介したとおり、当社ではAIに関する情報を 社内外 で幅広く吸収し、実践へとつなげる環境を整えています。 「AIに興味がある」「自社にAIを導入したいけれど何から始めるべき?」といった方は、ぜひ当社の取り組みを参考にしていただければ幸いです。
当社のチャットボットサービス「AIデジタルスタッフ」のご紹介
最後に、当社がAIの知見を活かして提供している「AIデジタルスタッフ」をご紹介します。
「AIデジタルスタッフ」は、ECサイトのユーザーからの多種多様な質問に対し、自然かつ正確な回答を自動生成するチャットボットサービスです。24時間365日対応が可能になるため、顧客満足度の向上はもちろん、人的リソースの削減にもつながります。
- 問い合わせ対応の負担を軽減しつつ、顧客との接点を増やす
- ニーズの把握や販売促進への展開が期待できる
当社の「AIデジタルスタッフ」に関する詳細は、以下よりご確認いただけます。